心理学トリビア
記憶・睡眠・学習・行動意思決定の領域から、PubMed の論文を基にした豆知識を紹介します。
- 幼少期の逆境体験が脳の2つの回路に影響
【ちょっと驚き】幼少期の逆境体験は、扁桃体と島皮質という2つの脳領域に特異的な変化をもたらすことが分かった。
- 意識レベル評価、FOUR scoreがGCSより信頼性高い可能性
【ちょっと驚き】救急・集中治療室での意識レベル評価において、伝統的なGCSよりFOUR scoreの方が信頼性・妥当性がやや高いことが示された。
- 睡眠の質・量と心血管疾患リスクの関連
【ちょっと驚き】睡眠不足や睡眠障害は、心血管疾患のリスクと関連している。
- 意思決定能力を失った高齢者の「代理人不在」問題
【知ってる?】医療判断ができず家族や法的代理人もいない高齢者は「unrepresented(代理人不在)」と定義され、今後さらに増加する見込み
- 睡眠・グリア細胞・内因性カンナビノイドの三角関係
【意外な事実】睡眠、脳のグリア細胞、体内の内因性カンナビノイドシステムは互いに影響し合う複雑なネットワークを形成している
- 太極拳やヨガが認知機能低下と関連
【ちょっと驚き】太極拳や八段錦などの伝統的な心身運動は、認知機能の低下と関連することが分かった。
- 危険作業現場でのデジタル技術活用、4分類48件の研究レビュー
【知ってる?】危険な職場の安全管理に、ウェアラブルやAIなどのデジタル技術が導入されている
- 子どもの発熱、親の6割超がパラセタモールを選択
【ちょっと驚き】子どもの発熱時、親の約64%がパラセタモールを使い、イブプロフェンは約27%にとどまる
- 陽圧呼吸療法が慢性呼吸不全患者の睡眠構造を改善
【ちょっと驚き】慢性呼吸不全の治療に使われる陽圧呼吸療法は、睡眠の質とも関連している
- 流産ケアの実践指針は当事者の経験に応えているか
【ちょっと驚き】流産は珍しくないのに、多くの人が医療現場でのケアに不満を抱いている。
- 認知機能検査で運転能力を予測できるか
【ちょっと驚き】認知機能を測る検査で運転能力を予測できるかもしれない
- 障害児のゴール設定、6段階の「DECIDE」フレームワークを提案
【ちょっと驚き】障害のある子どもが自分で目標を決める取り組みが世界中で進んでいる
- 幼少期の難聴が認知・社会行動に及ぼす影響
【ちょっと驚き】幼少期の難聴は認知や発声にネガティブな影響と関連するが、社会行動にはポジティブな影響が見られる場合もある
- クローン病の腸切除、ネット情報の質に課題
【ちょっと驚き】クローン病の腸切除に関するウェブ情報の多くは、読解に高校卒業以上の学力が必要なレベルである
- 中国の内科研修医教育、複数の教授法を組み合わせた効果
【意外な事実】従来の講義形式よりも、問題解決型学習とWeChatを組み合わせた教育法のほうが、研修医の理論試験スコアを大きく向上させることが示された。
- 術後の喉の渇き、約8割が経験
【意外な事実】手術後に喉の渇きを感じる患者は76.8%にのぼる
- 脳が時間を測る仕組みが、柔軟な思考の原理を解明
【知ってる?】脳が「時間を測る」仕組みを調べると、柔軟な思考がどう生まれるかが見えてくる
- 意思決定能力が低下しても尊重される「未来ケア計画」
【意外な事実】英国などで広がる「未来ケア計画(FCP)」は、本人の意思決定能力が低下した後も、最善の利益に基づいてケアを継続できる仕組みとして注目されている。
- 運動・睡眠・マインドフルネスは食事の質と関連
【知ってる?】運動や十分な睡眠、マインドフルネス実践は食事の質向上と関連がある
- 成功の裏にある集団的ダイナミクスと格差の実態
【知ってる?】成功は実力だけでなく、集団の動きや偏見が大きく左右する