流産ケアの実践指針は当事者の経験に応えているか
【ちょっと驚き】流産は珍しくないのに、多くの人が医療現場でのケアに不満を抱いている。
PubMedに掲載された41件の研究をレビューした結果、流産を経験した人々は医療現場での情報提供・感情サポート・意思決定支援・フォローアップなど複数の面でしばしば不満を感じていることが報告されている。一方で、実践指針(practice recommendations)自体はこれらの課題に概ね対応する内容となっているものの、実際のケア現場では患者中心・共同意思決定・情報と感情面のニーズへの配慮が十分に実装されていない可能性が示唆された。流産ケアの質を高めるには、既存の指針をより効果的に現場へ落とし込む取り組みと、ケアへのアクセスに最も大きな障壁を抱えるコミュニティに焦点を当てた研究が今後必要とされる。
原典: PMID 38588848 (Contraception, 2024)