陽圧呼吸療法が慢性呼吸不全患者の睡眠構造を改善

【ちょっと驚き】慢性呼吸不全の治療に使われる陽圧呼吸療法は、睡眠の質とも関連している

慢性高二酸化炭素血症性呼吸不全(CHRF)の標準治療である陽圧呼吸療法(PAP)が、睡眠構造の改善と関連することが、40研究・1099名を対象としたメタ解析で示された。

PAP使用中、睡眠効率は+6.30%、徐波睡眠は+4.74%、レム睡眠は+4.39%の改善と関連し、覚醒指数は-12.97回/時間、無呼吸低呼吸指数は-15.13回/時間の減少と関連していた。対象者の平均年齢は56.6歳、BMIは36.5 kg/m²、動脈血二酸化炭素分圧は51.8 mmHgだった。

PAPは呼吸不全による睡眠障害を補正する一方で、治療自体が睡眠を妨げる可能性も指摘されてきたが、今回の解析では全体として睡眠構造の改善と関連することが確認された。


原典: PMID 41075672 (Sleep medicine reviews, 2025)