生物学トリビア
動物行動・進化・生態・人類学の領域から、PubMed の論文を基にした豆知識を紹介します。
- 植物の多様性が生産性を15%向上させる
【知ってる?】植物の種類が増えると、単一種だけより平均15.2%も生産性が高まることが世界452件の実験で確認された。
- ショウジョウバエの脳内ペプチドが行動を統合調整
【意外な事実】ハエの脳では1つの神経ペプチドが睡眠・食事・生殖を時刻依存的に調整している
- 15分都市に自然と生物多様性を組み込む提案
【意外な事実】都市計画の「15分都市」コンセプトは、自然と生物多様性の視点が見落とされがち
- 農地の土にあるマイクロプラスチックが微生物と相互作用
【意外な事実】農地の土に蓄積したマイクロプラスチックは、土壌微生物の多様性や酵素活性を変化させ、栄養循環にも影響を与える可能性がある
- シロイヌナズナが気候適応の秘密を解き明かす
【ちょっと驚き】実験室の遺伝学モデル植物シロイヌナズナは、野外では多様な気候に適応した進化のモデルでもある
- 太鼓のリズムが意識状態を変える神経メカニズム
【ちょっと驚き】太鼓などのリズム音は、脳の視床皮質経路を低周波活動に同調させ、意識状態の変化と関連する。
- 敗血症性心筋症と腸内細菌の双方向の関係
【意外な事実】敗血症による心臓の病気は、腸内細菌と相互に影響し合っている
- 紫・黒米のアントシアニンが消化や腸内環境に関連
【知ってる?】紫や黒米に含まれるアントシアニンは、でんぷんや タンパク質の消化と関連することが報告されている。
- 腸内細菌によるアミノ酸代謝産物と肝疾患の関連
【知ってる?】腸内細菌が作るアミノ酸の代謝産物が、肝臓の健康状態に関連している。
- 看護教育の柔軟化が学生の継続率と満足度に関連
【ちょっと驚き】働きながら学ぶ社会人学生や育児中の学生にとって、従来型の看護教育プログラムは大きな障壁になっている。
- 小児IBDに補完療法を組み合わせる試み
【知ってる?】炎症性腸疾患(IBD)の子どもに、ヨガや漢方など補完・代替療法を併用する動きが広がっている
- 多嚢胞性卵巣症候群は進化の遺産かもしれない
【ちょっと驚き】多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の特徴は、太古の飢餓や感染症リスクへの適応だった可能性がある
- 肥満が神経の炎症と変性に関連するメカニズム
【意外な事実】肥満は脳の炎症を介して神経変性疾患と関連する可能性がある
- 異種交配で生まれた個体は睡眠が乱れる可能性
【ちょっと驚き】異なる種の交配で生まれた雑種動物は、睡眠が乱れることで認知機能に影響が出る可能性がある
- 欧州の分類学者3万人超、政策ニーズと専門家供給にミスマッチ
【ちょっと驚き】生物分類学の専門家は欧州に3万人以上いるのに、政策が必要とする分類群への研究は偏っている。
- ヒ素の代謝に腸内細菌が関与、血糖調節への影響も
【ちょっと驚き】世界で約2億人がヒ素の毒性レベルに曝露されている
- 女性の腸・膣・口腔・皮膚の微生物叢は生活習慣で変化する
【ちょっと驚き】女性特有のホルモン環境が作る4つの微生物叢は、喫煙・食事・運動などの生活習慣と関連している。