15分都市に自然と生物多様性を組み込む提案
【意外な事実】都市計画の「15分都市」コンセプトは、自然と生物多様性の視点が見落とされがち
2025年のNature Communications誌に掲載された論文は、「15分都市」概念に都市の自然と生物多様性を統合する必要性を指摘している。15分都市とは日常生活に必要な施設に徒歩15分でアクセスできる多機能な地域づくりを目指す概念だが、現状では都市の自然環境や生物多様性への配慮が不足しているという。研究者らは、ポケットパークやコミュニティガーデンなど社会生態学的価値の高い自然要素を都市計画に組み込むことで、人間の社会的結束やレクリエーションのニーズと、生息地のつながりといった生物多様性保全の目標を同時に満たせる可能性があると述べている。この統合的アプローチは、世界的な生物多様性イニシアチブとも整合し、人と自然の双方にとってより良い都市生活の実現と関連がある。
原典: PMID 41115971 (Nature communications, 2025)