小児IBDに補完療法を組み合わせる試み
【知ってる?】炎症性腸疾患(IBD)の子どもに、ヨガや漢方など補完・代替療法を併用する動きが広がっている
米国では小児の炎症性腸疾患(IBD)が増加傾向にあり、従来の医療に加えて補完・代替医療(CAM)への関心が高まっている。認知行動療法・ヨガ・鍼灸といった心身療法は、生活の質向上や病態変化と関連する可能性が示唆されている。プロバイオティクスや糞便移植などの腸内細菌叢調整法も、IBD病態との関連が注目されているが、安全性や有効性を評価する研究がさらに必要だ。クルクミンや青黛(Indigo naturalis)など抗炎症作用を持つ植物由来成分は、臨床試験で潰瘍性大腸炎の疾患活動性指標との関連が報告されているものの、小児を対象とした試験の蓄積が求められている。
原典: PMID 40772940 (Pediatric annals, 2025)