腸内細菌によるアミノ酸代謝産物と肝疾患の関連

【知ってる?】腸内細菌が作るアミノ酸の代謝産物が、肝臓の健康状態に関連している。

腸と肝臓は解剖学的につながっており、腸内細菌が産生するアミノ酸由来の代謝産物が肝臓の病態に関わることが報告されている。

これらの代謝産物にはアミン、インドール、芳香族誘導体、分岐鎖脂肪酸(BCFA)、硫黄含有化合物(SCC)などが含まれ、腸肝軸においてシグナル伝達分子として機能することが示されている。これらは免疫応答、炎症、代謝の恒常性を調節し、肝疾患の進行や重症度と関連がある。

本レビューでは、腸内細菌によるアミノ酸代謝の最新知見と、アミノ酸由来代謝産物が肝疾患の進行に果たす多様な役割がまとめられている。これらの代謝相互作用の理解は、肝疾患に対する新たな診断ツールや戦略の開発に寄与する可能性がある。


原典: PMID 41277458 (Gut microbes, 2025)